障害者手帳とは?
障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳を以降障害者手帳と呼ぶ)は、精神疾患を患っている方々が一定の精神状態にあることを示すもので、精神疾患を患っている方々の活動をより良くするためにさまざまな支援が用意されています。
対象の疾患について
精神疾患により、日常生活や社会生活が長期にわたり制約を受ける方で、その精神疾患による初診日から6か月以上が経過している方が対象となります。
・統合失調症
・うつ病、双極性障害(躁うつ病)などの気分障害
・てんかん
・高次脳機能障害
・中毒精神病
・発達障害
・そのほかの精神疾患
※発達障害の場合は自治体にお問い合せください。
・統合失調症
・うつ病、双極性障害(躁うつ病)などの気分障害
・てんかん
・高次脳機能障害
・中毒精神病
・発達障害
・そのほかの精神疾患
※発達障害の場合は自治体にお問い合せください。
等級について
申請について
申請はお住まいの区市町村の担当窓口でおこないます。担当窓口は区市町村によって違いますが、保健所、障害福祉課、保健福祉課などが担当している場合が多いようです。申請の際には以下のモノが必要になり、本人または保護者が申請を行います。詳しくは該当窓口で事前に確認しておくことをおすすめします。
・申請書(窓口でもらいます)
・診断書または障害年金の証書等の写し
(診断書は主治医に書いてもらってください。障害年金の証書はお持ちの証書をコピーしてください)
・証明写真×1枚(サイズの規定があります)
※障害者手帳は自立支援医療制度と同時に申請・更新することができます。この場合診断書は1通で済みます。
申請すると精神保健福祉センターにおいて審査が行われ、審査が通ると手帳が交付されます。
・申請書(窓口でもらいます)
・診断書または障害年金の証書等の写し
(診断書は主治医に書いてもらってください。障害年金の証書はお持ちの証書をコピーしてください)
・証明写真×1枚(サイズの規定があります)
※障害者手帳は自立支援医療制度と同時に申請・更新することができます。この場合診断書は1通で済みます。
申請すると精神保健福祉センターにおいて審査が行われ、審査が通ると手帳が交付されます。
有効期限について
有効期限は2年間です。2年ごとに更新の手続きを行う必要があります。有効期限を失効してしまった場合は精神障害者であるという証明も失効してしまいますので注意してください。なお、更新の申請は有効期限の数ヶ月前から可能です。更新の際には申請と同じような書類が必要になりますので、早めに該当窓口に確認をしておくことをおすすめします。更新から新しい障害者手帳が発行されるまで時間がかかりますが、手続きの時に仮の書類が発行されますので、新しい障害者手帳が発行されるまではその書類が障害者手帳の代わりになります。
受けられるサービスについて
障害者手帳を持っていると、以下のような各種サービスが受けられます。ですが、サービスの内容と有無は各地方自治体や各事業者、各施設によって異なりますので事前に確認してください。
・NHK受信料の減免
・上下水道料金の割引
・心身障害者医療費助成
・公共施設の入場料等の割引
・福祉手当
・通所交通費の助成
・軽自動車税の減免
・各種税金の控除・減免など(所得税・住民税・相続税)
・自動車税・自動車取得税の軽減(手帳1級の方)
・生活福祉資金の貸付
・生活保護障害者加算(2級以上)
・NTT番号案内料金の免除(104番における電話番号案内料金の免除。要申請)
・自立支援医療費給付手続きの簡素化(地方公共団体によっては簡素化の対象外の場合があります)
・駐車禁止除外指定車標章の交付(1級のみ・住所所轄の警察署の交通課にて申請)
・鉄道、バス、タクシー等の運賃割引(JRや航空各社は現時点では対象外)
・携帯電話料金の割引(各事業者によって内容はことなります)
・公営住宅の優先入居
・手帳所持者を事業者が雇用した際の、障害者雇用率へのカウント
・障害者職場適応訓練の実施
障害者手帳を持っていると、以下のような各種サービスが受けられます。ですが、サービスの内容と有無は各地方自治体や各事業者、各施設によって異なりますので事前に確認してください。
・NHK受信料の減免
・上下水道料金の割引
・心身障害者医療費助成
・公共施設の入場料等の割引
・福祉手当
・通所交通費の助成
・軽自動車税の減免
・各種税金の控除・減免など(所得税・住民税・相続税)
・自動車税・自動車取得税の軽減(手帳1級の方)
・生活福祉資金の貸付
・生活保護障害者加算(2級以上)
・NTT番号案内料金の免除(104番における電話番号案内料金の免除。要申請)
・自立支援医療費給付手続きの簡素化(地方公共団体によっては簡素化の対象外の場合があります)
・駐車禁止除外指定車標章の交付(1級のみ・住所所轄の警察署の交通課にて申請)
・鉄道、バス、タクシー等の運賃割引(JRや航空各社は現時点では対象外)
・携帯電話料金の割引(各事業者によって内容はことなります)
・公営住宅の優先入居
・手帳所持者を事業者が雇用した際の、障害者雇用率へのカウント
・障害者職場適応訓練の実施
障害者手帳を持つメリットとデメリット
障害者手帳を持つとメリットばかりがクローズアップされますが、では障害者手帳を持つデメリットはあるのでしょうか? 障害者手帳を持つことで「私は精神障害者です」とレッテルを貼られることです。現在の日本では、精神疾患にたいしての偏見や誤解や過った認識が蔓延しているのが現実です。この現実がある限り精神疾患を患っている人にたいする偏見はなくなりません。障害者手帳を持っていても、どうしても必要な場面以外では他人には見せないという人もいると思います。そもそも他人にひけらかす類のものではありませんが。とはいえ障害者手帳を持つ人にとっては、非常に助かるサービスがたくさんあるのも事実です。働いている方は会社への提出義務があるわけではありませんし、サービスを受ける時以外でも提出は求められません。注意して上手く使ってください。 |